水害から1ヶ月が過ぎました。犠牲になられた方々には心よりご冥福をお祈りします。また、被災された方にはお見舞い申し上げます。

いまだ、常総市には7ヶ所の避難所に336人、結城市1ヶ所5人、つくば市6ヶ所48人(11日正午現在)の人々が不自由な生活を強いられています。また、在宅避難者の方も、床を剥ぎ、そこにコンパネや段ボール、ブルーシートなどをひいたり、2階が浸水していなければ2階で生活したりするような生活をしています。けれど、家財はすべて水に浸かり、冷蔵庫も炊飯器も、ガスコンロも、鍋、釜、お皿からすべてを失くしています。トイレもお風呂も全てです。それは「生活」をするというレベルではありません。

10日には市外にあった避難所の第1次統合が行われました。何もない体育館に移動してきた避難者の人たちは自分たちで居場所の確保を始めていました。間仕切りも断熱の段ボールもなく。現場に到着したボランティアのメンバーとおおわらわで、動線を確保し、世帯に合わせたスペースの確保を行い、各保管場所などかき集めた段ボールベッドの設置、布団の導入、間仕切りのセッティングを行い、何とか形を整えることができました。けれど、当日まで移動してくる世帯や人数もわからず、2日前に避難者の方に移動が伝えられ、受け入れ側の被災者の人への周知は当日までもありませんでした。
阪神・淡路大震災から20年を経たいま、当時の教訓が生かされていない現実に憤りを感じました。

体育館_s - コピー (2)

部屋割_s


すでに寒さも厳しくなってきた避難所では、布団が不足し、お弁当の要請はしているもののいまだに食事はおにぎりとパンです(16日からはお弁当が提供される予定)。避難所によっては、シャワーだけしかないところ、お風呂があっても16時~21時まで、夕食は18時~19時までのところがあり、仕事をしている人は間に合わなかったりしています。それでも避難生活だからお風呂も、食事も我慢しなければならないのでしょうか??

レイアウト_s - コピー (2)

段ボールベッド_s

ある避難所から移動してきた被災者の方が、体育館に間仕切りをして、段ボールベッドを用意していたら、「こんなにしてくれるの???幸せだ~」と言ってくれた言葉に驚き、「前の避難所ではどうだったのですか?」と訪ねると、「間仕切りもなく、前は床に毛布を数枚敷いただけで、段ボールベッドは、高齢者や障害者だけでした」というお返事でした。

当センターも加盟し、認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズに席を置く「常総市水害対応NPO連絡会議」(63団体)が1ヶ月目にあたる10日に常総市長に支援策についての提案書を手渡しました。その後、常総市長もボランティアと連携しながら支援活動に取り組む旨をお約束してくれました。今後も埋もれている課題に対し改善の努力を行っていきます。

避難生活をしている方から、写真のようなプレゼントを頂きました。負けないぞうの飾りもつけてくれましたよ!ありがとうございます。

まけないぞう_s - コピー (2)

足湯のつぶやきを紹介します。
「春になったら、ふきを買ってきて、ふきみそを作って食べていたの。冷凍していつでも食べられるように。贅沢は言わないけれど、そんなふきとお漬物さえあればいいんだけれど」(60代女性)
「4ヵ月の赤ちゃんのお風呂を入れるのが大変。ここはシャワーしかないから、ベビーバスだともう入らないから、洋服などをいれる、クリアケースにお湯をためて、お風呂に入れているの。それでも2日~3日にいっぺんしか入れられないわ。」(60代女性)
 
 引き続き「活動支援金」の募集を開始しています。支援金は復興に中長期にかかわる被災者支援を行うためのボランティア活動に使わせて頂きます。

これまでの20年間の経験とネットワークを生かし、可能な限り対応していきたいと考えています。是非、みなさま方々のご支援、ご協力をお願いします。これまでの20年間の経験とネットワークを生かし、可能な限り対応していきたいと考えています。是非、みなさま方々のご支援、ご協力をお願いします。なおこうした私たちの支援活動は、みなさまはじめ日本財団やCivic Forceさんからのご支援で行なっています。  
(増島 智子)