数日前に初めて決壊現場を見ました。いまだ手つかずの現場をみて、まるで津波の後のような光景に言葉がでませんでした。津波に遭い避難している子どもはあの水害の川の濁流をみてフラッシュバックを起こし、精神的にダメージを受けている子もいると聞きました。

決壊現場2_s

決壊現場1_s

決壊現場3_s

決壊現場4_s

 避難所に避難している被災者の方の被災家屋に、3週間を過ぎてやっと床を剥いで、泥出しが行われました。家の中の壁にはカビが生えてきていました。たまたま、静岡や愛知からきていた大工さんやボランティアさんが柔軟に対応してくれました。その後も常総市災害ボランティアセンターの現場リーダーさんが引き継ぎ、家の掃除がはるかに早く取り組め、被災者の方もいつになるのか、先が見えない状態だったけれど、とても助かりましたと、笑みがこぼれました。これも現場で泥にまみれながら活動してくれているボランティアさんたちのお陰です。

泥出し1_s

泥出し2_s

カビ_s

階段_s

あの日家も流され、今は実家に身を寄せている人に足湯をさせて頂きました。旦那さんもあの日流され、一瞬は死んだかもしれないと思ったけれど、下流の方で救助されたと聞きました。「実家にいても気を使うし、何もすることなくて・・・。こうして何かあると出てきて、みんなに元気もらうんだよ」とお話ししてくれました。本当に津波に遭われた被災者の人たちと同じような言葉を聞きます。
東日本の被災者の人たちもあの光景を見て、心配してくれています。まけないぞうを被災地でプレゼントしているよと、お話しすると安心してくれました。

足湯_s

まけないぞう_s

足湯のつぶやきを紹介します。
「配給のおにぎりは硬くて喉をおっこちていかないのよ。だからパンを食べているの。食べたいなと思うと夢まででてくるのね。あのね、焼いたサンマを食べたいのよ」(70代女性)
「足が冷たくて、お腹も痛かったけど、気持ちいい」(小学生4年生女子)
(増島 智子)